健康ダイエットマニアのまめたけです。
今日は隠れ糖尿病と呼ばれる食後高血糖(血糖値スパイク)に関するお話。
みなさんは食事をした後、急に眠くなってウトウトしてしまうことありませんか?
特にお昼休憩の時。私はあります。笑
この眠さ、なんとかならないのかなぁとよく思ったものです。
眠気がひどかったり、長く続いたりする場合は注意が必要かもしれません。
結論、食事の後の眠気を抑えやすくすることは可能です。
まずは、食事をした後になぜ眠くなるのか?ということを知っていきましょう。
大きく分けて2つ考えられています。
①満腹中枢を刺激されると覚醒作用をもつホルモンの分泌が低下するため
②食後血糖値が急激に上昇し、インスリン(血糖値を下げる唯一のホルモン)が過剰に分泌され血糖値の乱高下により一時的に脳の栄養源であるブドウ糖が不足するため
この理由②が特に注意が必要となってきます。
この食後高血糖(血糖値スパイク)を防止することが、糖尿病への移行を予防すると考えられているからです。
では、食後に眠くなる原因を解消する方法とおすすめの食べ物などを踏まえて紹介していきます。
〈方法1〉ベジファーストを実施する。
ベジファーストは食物繊維の豊富な野菜からゆっくりとよく噛んで食べ、次にお肉や魚、最後に糖質を多く含む炭水化物を食べます。
食物繊維が小腸での糖質の消化吸収をゆるやかにするため、食後の急激な血糖上昇の抑制やインスリン分泌量減少などの効果があることがわかっています。
これは最近テレビでも紹介されていましたが、ベジファーストにおすすめの食材は舞茸(マイタケ)です。
舞茸(マイタケ)のMXフラクションという成分が食後血糖値の上昇を抑える作用があることがわかっています。
〈方法2〉コーヒーを食前に飲む。
コーヒーにはみなさんご存知の通り覚醒作用のあるカフェインが含まれており、食後の眠気を予防するというものです。
しかし、コーヒーのすごいところはこれだけではありまさん。
コーヒーに含まれるクロロゲン酸は糖質分解酵素であるマルターゼやα-アミラーゼの働きを阻害する効果を示し、食後血糖値の上昇を抑える作用があることがわかっています。
コーヒーは眠気を防止するだけでなく、食後高血糖(血糖値スパイク)を防止する働きがあるなんて、一石二鳥です。
ただし、砂糖やクリームは控えめに、できればブラックをおすすめします。
いかがでしたでしょうか?
少しでも現状を改善できれば幸いです。
以上が食後高血糖(血糖値スパイク)を予防し、眠気を抑えるおすすめの方法です。
生活習慣病を予防する食事の改善ついては下記のブログに詳しく説明していますので、そちらも併せてご覧いただければと思います。
生活習慣病を予防する食事の改善策とは?【誰でも簡単に実践!!】 - 健康長寿のパートナー
ぜひ、参考にしてみてください。